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デニムを修理していきます
コンディションの確認
![f:id:spikepp:20180205212837j:plain f:id:spikepp:20180205212837j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205212837.jpg?ssl=1)
![f:id:spikepp:20180205212855j:plain f:id:spikepp:20180205212855j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205212855.jpg?ssl=1)
購入先:古着屋
価格:相場より3割程度安い
ブランド名:ヒステリックグラマー
状態①:裾ズタズタ
状態②:膝の穴が広がっている
![f:id:spikepp:20180128094423p:plain f:id:spikepp:20180128094423p:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180128/20180128094423.png?ssl=1)
専門業者さんにお願いすれば
綺麗に仕上がりますが
そのぶん価格は
それなりに掛かってしまうよ
この程度なら
ミシンが使えれば
自分で簡単に直せるので
画像を入れながら
実践していきたいと思います。
準備するもの
- 直したいデニム
- デニム地のハギレ
- 接着芯
- アイロン
- ミシン
③の接着芯は生地とデニムを
接着するのに使用するので
アイロンで溶けるタイプの物
を用意してください
仕上がりを決める
![](https://i0.wp.com/ikumen-hiro.com/wp-content/uploads/2019/09/fashion_jeans_damage.png?resize=180%2C180&ssl=1)
どの部分に
どの生地をあてるのか確認します。
写真の様に
裾がボロボロなので裾と
両ひざの穴を直していきたいと思います。
裾のダメージを直す
ここまでボロボロだと
さすがに穿けないね
ちょっと裂けてる程度なら
布と一体型の接着芯で直すんだけど
激しすぎるので ちゃんと直すよ
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1. デニムを裏返してアイロン掛け
![f:id:spikepp:20180205212931j:plain f:id:spikepp:20180205212931j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205212931.jpg?ssl=1)
デニムを裏返して裾部分をアイロン掛け
当て布をするので
ちゃんと伸ばしてあげないと
仕上がりが悪くなるよ
穴がしっかり隠れるぐらいの
生地を作ります。
![f:id:spikepp:20180205212945j:plain f:id:spikepp:20180205212945j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205212945.jpg?ssl=1)
接着芯も同様の大きさにカットします。
2. 当て布を接着芯で仮固定
下からデニム→接着芯→生地の順で重ねて
アイロン掛けしていきます。
これで終わりじゃないよ
ここからが本番だよ
![f:id:spikepp:20180205213007j:plain f:id:spikepp:20180205213007j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205213007.jpg?ssl=1)
3. ミシン掛け
ミシンで生地を固定します。
まず裾の縫い目に合わせて一本縫っていきます。
![f:id:spikepp:20180205213042j:plain f:id:spikepp:20180205213042j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205213042.jpg?ssl=1)
次にデニムを表に戻して
WWWな感じで縫っていきます。
生地の端が気になる場合は
もう一度裏返して端の部分を縫うと気にならなくなります。
![](https://i0.wp.com/ikumen-hiro.com/wp-content/uploads/2019/09/2-4.jpg?resize=224%2C300&ssl=1)
赤字のwみたいに縫っていくと
目立たないしキレイに縫えるよ
余計な糸をカットして完成
表面
![f:id:spikepp:20180205213123j:plain f:id:spikepp:20180205213123j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205213123.jpg?ssl=1)
裏面
![f:id:spikepp:20180205213150j:plain f:id:spikepp:20180205213150j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205213150.jpg?ssl=1)
どう?
キレイにまとまったでしょ?
膝部分の穴をリペア
![](https://i0.wp.com/ikumen-hiro.com/wp-content/uploads/2019/09/3-4.jpg?resize=224%2C300&ssl=1)
裂けている程度なら
布一体型の接着芯をあてて
グレーの糸でWWWと縫っていけば
簡単に直せますが
このデニムは穴になっています。
これを利用してリペア加工風に縫っていきます。
デニムやヒッコリー生地をあててみます。
色落ちしたデニムから濃いデニムが見えて
良い感じに見えたので これで縫っていきます。
あて布をカット
デニム地の布を穴が隠れる大きさにカット
コツは少し大きめにカットしておくこと。
膝を曲げた時など 生地を引っ張ってしまい
切れてしまう可能性が有るためです。
接着芯で仮固定
先程の裾のように生地を仮固定させますが
出来れば穴の部分は抜いてあげると
あとで楽なので
- 穴の周り分だけカットする。
- もしくは周りの部分だけアイロンをあてる。
どちらかにします。
表に戻してミシン掛け
デニムなどの場合、縫いたい部分だけ
横の部分の糸を切って縫いやすくします。
![](https://i0.wp.com/ikumen-hiro.com/wp-content/uploads/2019/09/4-3.jpg?resize=227%2C300&ssl=1)
膝より上を縫う場合なら
かぶせて何とか縫えますが
今回は縫いやすく外します。
![f:id:spikepp:20180205213355j:plain f:id:spikepp:20180205213355j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205213355.jpg?ssl=1)
横の糸を外すと こんな状態になっています。
ココからミシンを通して塗っていきます。
![f:id:spikepp:20180205213412j:plain f:id:spikepp:20180205213412j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205213412.jpg?ssl=1)
こうすれば縫いやすくなるよ
もう一方の穴はヒッコリーをあてて
違う雰囲気を出していきます。
![f:id:spikepp:20180205213216j:plain f:id:spikepp:20180205213216j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180205/20180205213216.jpg?ssl=1)
想像以上にカッコイイ・・
デニムやヒッコリーじゃなく
自分の好みの生地で良いのですが
少し厚みのある生地をオススメします。
白い生地が良いとTシャツなどをあてると
生地が弱いので仕上がりが
残念な結果になったことがあります。
布がミシン糸で引っ張られてしまいます
余分な糸をカットして完成
表や裏に糸がはみ出ていますので
余計な糸をカットしたら完成です。
簡単に出来たね!
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子供用のデニム
![](https://i0.wp.com/ikumen-hiro.com/wp-content/uploads/2019/09/bug_chou_tawamureru_kids.png?resize=180%2C180&ssl=1)
兄弟の居る家庭や、知り合いなどから
【おさがり】を着せるこは
よくあることですが
我が家の場合、上が女の子で下が男の子。
デザインによっては
さすがに着させられない・・・
なんて事もありました。
お姉ちゃんの服は、ちょっと・・・
しかし
ちょっとリペア加工してあげるだけで
着れるようになりました。
元のデニム
女の子用なのでハートがいっぱい。
さすがに男の子には・・
さすがにコレは無理だよ!
![f:id:spikepp:20180213052751j:plain f:id:spikepp:20180213052751j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180213/20180213052751.jpg?ssl=1)
リペア後
同じ要領で生地を変えてやってみるよ
コーデュロイやデニム地の生地を使って
貼り替えたら まったく違うデニムになりました。
![f:id:spikepp:20180213052903j:plain f:id:spikepp:20180213052903j:plain](https://i0.wp.com/cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/spikepp/20180213/20180213052903.jpg?ssl=1)
カート・コバーン風に意識した?
個人的総評(まとめ)
![](https://i0.wp.com/ikumen-hiro.com/wp-content/uploads/2019/08/まとめ-~個人的総評~.png?resize=300%2C169&ssl=1)
デニムのリペアの場合
横糸を残したり、
足したりといった方法がありますので
状況によっては
そちらのほうが良い場合があります。
気に入っていたけどボロボロだから
捨ててしまおうと思うぐらいなら
一度 自分の好みに合わせてカスタマイズするのも
アリかなと感じました。
年代物で価値アリのデニムとかなら
自分でやって失敗すると怖いので
服の修理屋さんに持っていくのをオススメしますが
そうでないなら自分でやったほうが
お金も掛からない この方法が簡単で良いです。
[…] […]