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デニムを修理していきます
コンディションの確認


購入先:古着屋
価格:相場より3割程度安い
ブランド名:ヒステリックグラマー
状態①:裾ズタズタ
状態②:膝の穴が広がっている

専門業者さんにお願いすれば
綺麗に仕上がりますが
そのぶん価格は
それなりに掛かってしまうよ
この程度なら
ミシンが使えれば
自分で簡単に直せるので
画像を入れながら
実践していきたいと思います。
準備するもの
- 直したいデニム
- デニム地のハギレ
- 接着芯
- アイロン
- ミシン
③の接着芯は生地とデニムを
接着するのに使用するので
アイロンで溶けるタイプの物
を用意してください
仕上がりを決める

どの部分に
どの生地をあてるのか確認します。
写真の様に
裾がボロボロなので裾と
両ひざの穴を直していきたいと思います。
裾のダメージを直す
ここまでボロボロだと
さすがに穿けないね
ちょっと裂けてる程度なら
布と一体型の接着芯で直すんだけど
激しすぎるので ちゃんと直すよ
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1. デニムを裏返してアイロン掛け

デニムを裏返して裾部分をアイロン掛け
当て布をするので
ちゃんと伸ばしてあげないと
仕上がりが悪くなるよ
穴がしっかり隠れるぐらいの
生地を作ります。

接着芯も同様の大きさにカットします。
2. 当て布を接着芯で仮固定
下からデニム→接着芯→生地の順で重ねて
アイロン掛けしていきます。
これで終わりじゃないよ
ここからが本番だよ

3. ミシン掛け
ミシンで生地を固定します。
まず裾の縫い目に合わせて一本縫っていきます。

次にデニムを表に戻して
WWWな感じで縫っていきます。
生地の端が気になる場合は
もう一度裏返して端の部分を縫うと気にならなくなります。

赤字のwみたいに縫っていくと
目立たないしキレイに縫えるよ
余計な糸をカットして完成
表面

裏面

どう?
キレイにまとまったでしょ?
膝部分の穴をリペア

裂けている程度なら
布一体型の接着芯をあてて
グレーの糸でWWWと縫っていけば
簡単に直せますが
このデニムは穴になっています。
これを利用してリペア加工風に縫っていきます。
デニムやヒッコリー生地をあててみます。
色落ちしたデニムから濃いデニムが見えて
良い感じに見えたので これで縫っていきます。
あて布をカット
デニム地の布を穴が隠れる大きさにカット
コツは少し大きめにカットしておくこと。
膝を曲げた時など 生地を引っ張ってしまい
切れてしまう可能性が有るためです。
接着芯で仮固定
先程の裾のように生地を仮固定させますが
出来れば穴の部分は抜いてあげると
あとで楽なので
- 穴の周り分だけカットする。
- もしくは周りの部分だけアイロンをあてる。
どちらかにします。
表に戻してミシン掛け
デニムなどの場合、縫いたい部分だけ
横の部分の糸を切って縫いやすくします。

膝より上を縫う場合なら
かぶせて何とか縫えますが
今回は縫いやすく外します。

横の糸を外すと こんな状態になっています。
ココからミシンを通して塗っていきます。

こうすれば縫いやすくなるよ
もう一方の穴はヒッコリーをあてて
違う雰囲気を出していきます。

想像以上にカッコイイ・・
デニムやヒッコリーじゃなく
自分の好みの生地で良いのですが
少し厚みのある生地をオススメします。
白い生地が良いとTシャツなどをあてると
生地が弱いので仕上がりが
残念な結果になったことがあります。
布がミシン糸で引っ張られてしまいます
余分な糸をカットして完成
表や裏に糸がはみ出ていますので
余計な糸をカットしたら完成です。
簡単に出来たね!
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子供用のデニム

兄弟の居る家庭や、知り合いなどから
【おさがり】を着せるこは
よくあることですが
我が家の場合、上が女の子で下が男の子。
デザインによっては
さすがに着させられない・・・
なんて事もありました。
お姉ちゃんの服は、ちょっと・・・
しかし
ちょっとリペア加工してあげるだけで
着れるようになりました。
元のデニム
女の子用なのでハートがいっぱい。
さすがに男の子には・・
さすがにコレは無理だよ!

リペア後
同じ要領で生地を変えてやってみるよ
コーデュロイやデニム地の生地を使って
貼り替えたら まったく違うデニムになりました。

カート・コバーン風に意識した?
個人的総評(まとめ)

デニムのリペアの場合
横糸を残したり、
足したりといった方法がありますので
状況によっては
そちらのほうが良い場合があります。
気に入っていたけどボロボロだから
捨ててしまおうと思うぐらいなら
一度 自分の好みに合わせてカスタマイズするのも
アリかなと感じました。
年代物で価値アリのデニムとかなら
自分でやって失敗すると怖いので
服の修理屋さんに持っていくのをオススメしますが
そうでないなら自分でやったほうが
お金も掛からない この方法が簡単で良いです。
[…] […]