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テレキャスター 特定の弦が音づまり
FENDER JAPAN TL-62US
このテレキャスターの音で気になるトコが・・
4弦の開放弦の音が詰まった感じがする。
音詰まりの主な原因
主な音詰まりの原因といえば
こんな感じ。
- 開放弦(全)・・・ネックの順反り
- 開放弦(特定)・・ナットの摩耗
- ハイポジション・・ネックの順反り
- ローポジション・・ネックの逆反り
このTL-62USは
4弦の開放弦なので②のナットかも・・
ナットの確認
そうとわかればナットの確認。
うわっ! ヒビ入ってるじゃん・・・
ダメだこりゃ。
他の弦にも影響出そうなので
交換しちゃいます。
用意するもの
①ナット
現行のFENDER JAPANのテレ・ストラトなら
この型なら軽い加工で取り付けできる。らしい
②瞬間接着剤
ヤスリ
ヤスリはナット削ったり
ピックガード加工したり
フレット手入れしたり
色々使います。
交換手順

まずは古いのを取り外す
①1フレット側から当て木して
ハンマーで軽く叩くとナットが外れる。
叩く力が強すぎると
ナットのヘッド側にある木に
ダメージいくので軽く少しずつ!

外れた部分を見ると
接着剤が残っているので
こいつをヤスリを使ってキレイに
取り除く!
あとは新しいナットを
当てて見て調整が必要なら
ヤスリ掛けして

瞬間接着剤をチョンとつけて
取り付けて完成!
削った部分

今回のナットで削った部分は
①赤丸部分の出っ張り
②緑斜線の側面(両面を少しずつ)
この二か所ですぐ取付できました。
音確認

新しい弦を張って音出し確認したところ
キレイに響くようになりました。
やっぱりナットの摩耗だったようです。
まとめ~個人的総評~

ギターの音詰まりは色々な原因で起こるので
どこの弦が?
どこで干渉してるか?
ぐらいは確認できないと原因を特定するのは
困難なのかなと感じました。
今回はパーツ交換で直りましたが
ネックの反りが原因で起こっていたら
こんな簡単には済まなかったと思うので
保管方法も、ちゃんとしておかなきゃと感じました。